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【将棋】羽生善治九段が竜王戦1組優勝! コロナ下の対決制しタイトル100期も射程に。

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5月7日に竜王戦1組ランキング戦決勝、羽生善治九段佐藤和俊七段戦が行われました。

コロナウイルスの影響で対局自体が少なくなっている中ですが、久々の重要対局といえるでしょう。

竜王戦1組はここまでこういう経過。

33期竜王戦1組

羽生九段が強いのはわかりますが、佐藤和俊七段が渡辺三冠らを下して1組決勝まできているのが注目すべきところです。

佐藤和俊七段はこれまで個人的には「地味な中堅どころ」といった印象でした(失礼ながら)。名前も地味だし(マジで失礼)。

しかし前々期に順位戦昇級、前期に竜王戦1組昇級と波に乗っていて、いまは「強いやん!名前もカッコええやん!」ってなってます。

ちなみにこの1組ランキング戦というのは竜王戦の予選という位置づけではあるのですが、強豪が集まる1組はいわば「最高級予選」です。予選なのに賞金は470万。準優勝でも116万です。さらに本戦に5人も出ることができますし、本戦でもいい位置からスタートできます。

本戦のトーナメント表

 

あ、ちなみに竜王を獲得すると、賞金4400万円です。 スゴイネー。

 

 余談ですが藤井聡太七段は現在3組にいて、次は3組優勝を賭けて師匠の杉本昌隆八段と対決することが決まっています。これも熱い。

 

今日はabemaTVでの解説付き生中継も久々に行われています。持ち時間が各5時間と長い竜王戦ですが、解説があると作業しながらラジオ感覚で流せるので、観る将的にはとてもいいんです。というか正直終盤まではチラチラとしか見てません。

abema.tv

 

記事を書いている現在はまだ中盤くらいで形勢は互角。決着はまだ先です。

結果が出たら更新・追記します。

 

昼食情報が出ていますね。羽生先生は安定の鳩やぐら。

 

 

※追記

羽生九段が勝ち、1組優勝となりました。

竜王獲得・タイトル100期にむけていい位置につけました。

佐藤七段も本戦入りは決まっています。

今後も竜王戦楽しみですね。