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【将棋】6月は怒涛のタイトル戦ラッシュになる模様。【名人戦・叡王戦・棋聖戦】

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緊急事態宣言が全国で解除になり、将棋界も本格再起動すべく慌ただしく動き始めています。

長距離移動を伴う対局が解禁となり、これまで止まっていた対局を進行させることができるようになったため、遅れを取り戻すべく一挙に日程が決まってきました。

東西交流および長距離移動をともなう対局の再開について【5月27日更新】|将棋ニュース|日本将棋連盟

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6月は将棋界的にも、そして観る将的にも大忙しのひと月になりそうです。

 

4月から開催予定だった名人戦叡王戦がやっと始まり、さらに元々6月開催のヒューリック杯棋聖戦が重なってきます。またこれら3タイトル戦に加え、王位戦が挑戦者決定の最終段階まで来ていますし、6月は順位戦が始まる月でもあります。

そして棋聖戦王位戦藤井聡太七段のタイトル挑戦がかかっているので、注目度が非常に高い。

見逃せない対局が多すぎます。

女流タイトル戦にも注目している人はさらに忙しいですね。

 

まあわれわれ観る将はうれしい悲鳴を上げるのみですが、対局者はマジの悲鳴があがるかもしれません。

豊島将之竜王名人は名人戦の防衛と叡王戦の挑戦が被っていますし、渡辺明三冠は名人戦の挑戦と棋聖戦の防衛が被っています。移動も含めるとかなり詰まってますね。

 

また永瀬拓矢二冠は叡王戦の防衛に加え、棋聖戦への挑戦の可能性があります(現在4強)。忙しいのはトップ棋士の宿命ですね。

 

非常事態宣言が解除されたとはいえ、感染予防対策を取らなければいけないため、対局環境は普段とは違うでしょう。そんな中でハードなスケジュールをこなさなければならない棋士の皆様には頭が下がる思いですが、なんとか頑張っていただきたいです。

 

あ、忘れてはいけません。6月中もabemaTVトーナメントの放送が毎週あります

マジで観る将忙しいな。楽しい。

 

abema.tv